広がっています。
8月に観た、スカイ・クロラのシーンが思い
浮かぶようです。
アメリカ滞在を始めてから友人や家族との
やりとりで時差を考慮するような時に見て
いるサイトです。
メールを送る時はあまり時間を気にする必
要がない場合もありますが、Skype を使う
時にとても便利で助かっています。
Skype を初めて使った時は音声の品質に
驚きましたが、海外から日本に向けて使っ
たのは今回が初めて。やはり通話時のタイ
ムラグ等の問題は一切なく快適です。
■関連リンク
アメリカと日本の時差比較テーブル
今日は地元の Barnes & Noble へ以前からずっと気になっていて、ようやくページ
をめくることができた本です。
戦前から戦中、戦後に至るまでずっと戦闘機
や練習機の設計に携わってきた高山捷一さん
という技術者の人生やその周辺に起きていった
出来事をつづっています。
特に強い印象が残ったのは第九章「FSXの敗
北とその検証」の中に書かれていた、F2支援
戦闘機を開発する際、アメリカのF16を改造し
ていく中で飛行制御用ソフトのソースコードを
ブラックボックスとされてしまったために、急遽日
本側で開発せねばならなくなったという話です。
日本は世界有数の防衛力を持っていると言
われますが、そうした見かけの裏では基盤にな
る産業が骨抜きになっているという話も出てい
て、ある意味非常に怖いことだと思います。
以下に示す高山さんの言葉は、この問題が
持つ深刻さをとても分かりやすく表しているよ
うに見えてなりません。
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「日本に、国防とか軍事力の整備といったこと
について確固たるコンセンサスがないことが第一
に挙げられますし、仮に公式的にあると思われ
る方針についても、多くの識者の間に、それで
いいのかという大きな疑問があります。
防衛力の基盤として航空工業力、研究・開
発能力まででよいとするのか、あるいは、輸入
機により、当座のコスト効果のみで決められた
外見的な防衛力で満足するのかといった、基
本的観念が確定していないことが大きな問題
です。
後者の傾向がこれ以上に続いて、輸入したほ
うが簡単で安いという目先の利益だけにとらわ
れた功利主義を選択し続けていくと、防衛産
業から技術者がどんどん離れていって取り返し
のつかないことになってしまう」
第一章 九十歳の現役 - 防衛庁技術系
官士の精神的支柱(P.37)より
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技術の蓄積や知恵の伝承が、何気なく送って
いる日々の生活の基盤としていかに大きな意
味を持つか強く示唆する内容に感じました。
社会学などをかじると、マックス・ウェーバーという、
いかめしい顔をしたオジサンの写真を見ることが
必ず一度はあると思います。
僕自身、教科書などを読んでいてウェーバーの写真
を見て「なんでこんなコワイ顔してるんだろう?」と思
った事が何度もあります(笑)
彼の名をとった「ウェーバーの法則」は、人間が元々
受けていた刺激が大きいほど、その変化量を認識
するための量も大きくなることを示しています。
これを知ったときに思い出したのが、数年前にもて
はやされた成果主義に対する、ラチェット効果を引
き合いに出した反論。
今年すごい成果を挙げたとしても、来年はそれ以上
の結果を出さなければ、ノルマ未達成で瞬時にエリ
ートが落ちこぼれになる・・・というリスクへの自
衛策として「そこそこ」に仕事をこなすという話です。
「ウェーバーの法則」は、すでに得た刺激からより
強い刺激への欲求を裏付けるような内容で、もっ
ともっとを求めつづけることによって事故を引き起
こす危険性を増やしていく温床を生み出す心理を
ピタリと説明した法則のように見えますし、翻っ
「てラチェット効果」は、何らかの評価を受ける
側が生んだ知恵といったところですね。
こうした両者によるせめぎ合いの上に、安全管理
という世界が成立していると捉えるのは、穿ち過ぎ
というものでしょうか。
■関連リンク
ウェーバーの法則
亀戸図書委員会
2003.03.03
ウェーバーの法則
脳機能の解明に挑むイメージング技術
ウェーバー・フェヒナーの法則
武田邦彦 (中部大学): 大切なこと (4)
成果主義とラチェット効果
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2005-03-23