先日、Gyre.org で米空軍が自前のボットネットを
持つべきといった議論を載せていました。
リンク先になっている ARMED FORCES JOURNAL の
記事を読んでみた所、『アメリカは敵側のコンピュー
タに大規模なトラフィックを流し込んで「金属とプラ
スティックの塊以上に役立たせないようにする」ボッ
トネットを造り上げ、サイバースペース上で絨毯爆
撃を行う能力を持つことによって自らに欠けている
抑止力を持つべきである』と冒頭から生々しい書
き出しで始まっています。
記事の中では、SANSが公表している Top Ten Cy
ber Security Menaces for 2008 にも触れていて、
『洗練さと有効性が強化されたボットネットによる
脅威』が第2位、『十分な設備や資金を持った組
織によるサイバースペース上でのスパイ活動』が第
3位にランキングされていることからも、Web上の脅
威へ打って出る力を持とうとする強い考えの背景
を伺うことができますね。
不正使用や同士討ちを回避するために、.mil や
.govといったドメインや登録アドレスへの攻撃を回
避するフィルタを使うといった話も興味深いものが
あります。
■関連リンク
米国防総省がネットワークを再編成
WIRED VISION
1999年6月24日
ボットネット - Wikipedia
Reversing an Electronik Tribulation Army PHP IRC Bot
McGrew Security Blog
JUN 05 2010
2008-05-20
botnetと絨毯爆撃
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