2010-11-11

大きな懸念

海上保安庁の主任航海士が動画を流出させたと申告
したニュースを、出張からの帰りに知りました。

たまたま前日に、麻生幾氏が警視庁の対テロ情報流
出事件について、"サードパーティルール(相手国から
もらった情報を第三国に渡す場合は、事前に相手の了
承を得ること)"に反した国は、(違反を受けた国の)法
律なりで粛々と情報を遮断され、APECなどの首脳級が
集まるイベントの警備に当たって事前に必要な情報が
得られなくなり、警備の質が落ちる危険性などの話を
されていたのを観ていました。

流出経路はまだ全解明されていないそうですが、動画
の機密扱いに対する疑問符には大いに頷くところでも
あり、なおかつそうした情報の出回り方が対テロ情報
流出へ追い討ちをかける様にして「日本は外交上、情
報の取扱いで信頼ができない」という悪評を強め続け
ているのではないかという懸念を大きく感じています
し、そうした状況を作り上げた政府自体があり方を問
われるべきと考えます。


■関連リンク
捜査協力…「なぜ容疑者扱い」=謝罪なく、募る怒り-個人情報流出の人々
時事ドットコム
2010/11/06-04:40


「全く想像せず」=海保、重苦しく-神戸に「激励」殺到
2010/11/10-20:25


「国民が見る権利ある」=海保職員、読売テレビ取材に-ビデオ流出
時事ドットコム
2010/11/10-23:33


中国漁船・尖閣領海内接触:ビデオ流出 映像流出、意見分かれ 海保
「8割が肯定的」
毎日jp
2010年11月10日


情報公開・個人情報保護審査会が「広報ビデオ作成に関する事務処理関連
文書の不開示決定
(不存在)に関する件」について2005年2月14日に出した答申書
(平成17年度(行情)答申第543号 (PDFファイル)
情報公開・個人情報保護審査会
諮問日:平成17年7月27日(平成17年(行情)諮問第319号)
答申日:平成17年2月14日(平成17年度(行情)答申第543号)


情報公開
海上保安庁


F-X (航空自衛隊) - Wikipedia

九州南西海域工作船事件 - Wikipedia

海上保安資料館 横浜館

麻生幾 - Wikipedia

外国為替及び外国貿易法 - Wikipedia

不正競争防止法 - Wikipedia

海上保安官の逮捕見送り=在宅捜査を継続-月内にも刑事処分・捜査当局
時事ドットコム
2010/11/15-21:42


尖閣映像流出:海保に安堵感なし…保安官逮捕見送り
毎日jp
2010年11月15日 21時42分(最終更新 11月15日 22時13分)

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